|
「Planet patrol」(プラネット・パトロール)は、茅原実里の楽曲。畑亜貴が作詞、渡辺和紀が作曲を手掛けた。茅原の12枚目のシングルとして2011年7月6日にGloryHeavenから発売された。 == 概要 == 前作「KEY FOR LIFE」から約5ヶ月ぶりのリリースであり、2011年3作目のシングル。また、4作連続で収録曲は3曲入りになっている。 本曲は、2010年7月21日にリリースされた9枚目のシングル「Freedom Dreamer」と同様に、2009年から河口湖ステラシアターで毎年開催されている自身のライブ『SUMMER CAMP』を意識したアップテンポのサマーソング。作品のコンセプトは、夏の暑さや祭りの雰囲気などの「夏にしか出来ない事」をテーマに作っていたので、茅原は「今、この瞬間」にしか作れないシングルになり〔『茅原実里のradio minorhythm』第213回より〕、ディスクジャケットも「夏の賑やかさをジャケットでも表現できた」と感じ、今までのジャケットにはない新鮮な茅原実里を見せる事が出来た遊び心満載のジャケットになったと語っており、ジャケットイメージは表題曲のタイトルの「Patrol」から茅原が警察官に扮したWジャケット仕様になっている〔。また、ラジオ『RUn LAN Radio』の第1回のエンディングテーマとしても使用された。なお、茅原の楽曲が自身のラジオ番組『茅原実里のradio minorhythm』以外のラジオの主題歌として起用されるのは初。 表題曲「Planet patrol」にはPVが製作されており、茅原は「楽曲のイメージと打って変わった、笑いと涙無しでは見れないPVになった。」と語っている。内容はジャケットデザインとは全く違う雰囲気の「かるた競技大会」をモチーフにしたユーモア溢れる内容になっている。茅原の既存のPVは楽曲の世界観を映像表現したものであったが、今作は楽曲とは異なる世界観のストーリーが展開されている。ストーリー内容は、父親が借金をしてしまい母親が家を出て行くという事態になってしまったので主人公が借金返済のために「競技かるた」で賞金稼ぎをしていき、決勝戦で母親と対戦した結果、勝利し母親を越えていくという物語になっている〔ニコニコ生放送『アニちけ』2011年6月24日放送分〕〔『茅原実里のradio minorhythm』第217回より〕。また、茅原以外の俳優が出演している事、リップシンクなしの映像であるのも初である。なお、PVの製作テーマは「いい意味でファンを裏切れる映像にすること」であったという。 また、茅原の監修で新たにPVが製作され2011年11月13日、11月18日になんばHatch、Zepp Tokyoで開催された自身のファンクラブ「m.s.s」のファンクラブイベント『MINORI'S BIRTHDAY VOL.4』で公開された。PVテーマは「宇宙刑事みのりんポリス プラネットパトロール」であり、内容はTwitterで限定公開されたアカウントの「みのりんポリス」を主人公とし、悪の秘密結社CMBとの戦闘を描いた物語である。また、撮影は千葉県の採石所で行われ茅原のサポートバンド「CMB」のメンバー、ランティスの音楽プロデューサーの斎藤滋、茅原のマネージャーの瀬野大介がキャストとして参加している。なお、当初製作されたPVとリメイクPVは自身の4作目のミュージッククリップ集『Message04』に収録された。 カップリング曲の「purest note 〜あたたかい音」には、PVが製作され、2011年8月5日、8月6日、8月7日に開催された『Minori Chihara Live 2011 "SUMMER CAMP 3"』にて撮影が行われた。内容は舞台裏やライブ本編などを含めた3日間の映像になっている。また茅原のシングルにとってはカップリング曲にPVが製作される事、1枚のシングルに収録されている複数曲にPVが製作される事、ライブ映像を使用した構成のPVであることは初。PVは2011年8月19日にYouTube、ニコニコ動画のランティスのオフィシャルチャンネル『Lantisちゃんねる』から配信された。 作曲はランティス移籍後の茅原のシングルの楽曲を手掛けてきた菊田大介が携わってなく、茅原のシングルでは初のElements Gardenの作曲家が参加していない作品になった。また、本作の発売を記念したキャンペーン「協力者求ム! 〜WANTED MINORI!〜」がTwitterで開催されており、内容は本作を入手後「捜査状況報告」という形でツイートで報告するというもの。発売日の2011年7月6日には「パトロール」と称して秋葉原、新宿、池袋の店舗を訪問した。店舗訪問時に各店舗のディスプレイ展開を実際に見て感動したと語っている。また、同日限定で「みのりんポリス」としてTwitterアカウントが公開され、パトロール状況がツイートで逐一報告された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Planet patrol」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|